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草薙パレット
駅前の本当の姿について考えました。
-駅前-
そこは、日常の通過点であり街の顔でもあります。
敷地は静岡県草薙。
ここの駅前が突如として跡形も無くなっていました。 そこにあった魚の匂いはなくなり、 再開発が行われていました。
住宅・商店・officeをただ積層する再開発はその場所にあっているように思えませんでした。
私はそこに住宅・商店・officeに加え、土地を保管しながら準備する場を提案します。
日常の通過点に自分の距離感で街を感じれるように…
そして 人が少しでも街のことを知り、 知ることで興味を示し、 街を歩きたいと思い、 少しでも街が沸き起こる状態が生まれるきっかけになり得るのではないでしょうか。
その街のため、その土地のため、そして、その人の一生の記憶となる日常の通過点であり街の顔。
それが本当の駅前にあるべき姿だと信じて、この建築を提案します。
近代建築 全国大学建築系学科卒業設計優秀作品集 卒業制作2015掲載
MEMBER:松岡 弘樹