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名古屋工業大学大学院 社会工学専攻 社会工学科 建築・デザイン分野 伊藤孝紀研究室

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クラインの家

家の中へ入る。
おそらく外部であろうトンネルを通り抜けると、足元では徐々に緑が なくなっていく。
そのトンネルを「奥」へ進んでいくと、どんどん周りは暗くなっていく。 しかし、その先に明るく光るキッチンが見えてくる。
さらにトンネルを進むと、大空間にたどり着く。その空間を中庭が通り抜けている。
その中庭がさっき通ってきたトンネルだと気付く。 「奥」へ進んだのだが、行き着いた場所は社会と最も近い場所だった。
「都市」から「プライベート」へ向かった結果、「都市」と「プライベー ト」が密接に関わっている場所に着く。
そこでは人の意識こそがその場所を「奥」とする。

  • 日本建築家協会東海支部建築設計競技 金賞

MEMBER:福島巧也

kurai011

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